2017年7月3日月曜日

句会報 第17回

 

連載記事 第二回 コロッケおいしい句の研究

 

「コロッケおいしい」を論ずるための道のり


コロッケおいしいという一句を、駄句であると断言する為には、コロッケという食べ物がどういう料理であるかをあまりにも知らなすぎる事が問題になってきました。
本当においしい、人の人生を変えてしまうかもしれないほどの美味しいコロッケに遭遇した事のある人間からすれば、
「コロッケおいしい」これは、至上の一句である可能性があるからです。

自分の生涯でいままで食べてきたコロッケは、いまだ、その水準に達していなかったという事なのかもしれません。

さっそく、私は、コロッケおいしいの句評を行うに当たっての入口に立つ為に、ネットを使いあらゆる情報を集め、おいしいコロッケと、そうでないコロッケを見分ける作業にとりかかることにしました。

膨大な量のコロッケの画像、コロッケの動画、コロッケの定義について、あまりにも知らなすぎる。

それらをすべて熟知した上でやっと、コロッケおいしいの句評を行う事ができるのかもしれない・・・

「コロッケ」で画像を検索すると、少しだけ、人間のコロッケも混ざっている事が判明します。

人間のコロッケ?
人間のコロッケは・・・・・、
人間のコロッケは・・・・・・・・・・、人間だ。

ここで、人間のコロッケについても、混ぜて考えた上で句評をしていきますと、
あまりにも複雑で困難な気持ちになったため、自粛をしました。
※誠に残念ながら、人間のコロッケについては、この連載では取り扱う事ができません。

かなり悩み、困惑するところではありますが、まあ、気を取り直して・・・、

コロッケの材料について

まず、コロッケがなぜそんなにもおいしいのか?材料について考察を進めていく必要があります。

コロッケを作っている動画を観察する↓

コロッケがおいしくなる原因の一つとして、

・竹串が通るくらい煮る
・もう一度火にかけ木べらで潰す
・玉ねぎが透き通るようになったなら
・卵、薄力粉、水、1:1:0.5くらいの比率
・180度の油で揚げる
・最初に入れたコロッケに揚げ色がついてきたら油の温度が上がりすぎないように次の種を入れる
・色づいたコロッケを取り出す
・火を消して、最後の一個が揚げ上がり


コロッケおいしいの一言の背後には、このような名言が隠されているのだとすると、
たしかに、駄句だとは言いづらく、うなだれてしまう負荷が発生しました。

特に、

・最初に入れたコロッケに揚げ色がついてきたら油の温度が上がりすぎないように次の種を入れる

などは、一体、どのような心境なのでしょうか?
コロッケおいしいという心境を発生させる背後に、そのような基本があるのだとすれば、全くもって井の中の蛙である事に気づかされます。

次々と、コロッケ動画は、襲いかかってきます。

・ラップをする、電子レンジで温める
・茹で方に、秘技があります
・まあ、いわゆる粉ふき状態にしたいんですよね
・はい、肉の色が、変わってきましたー
・牛乳。お塩。混ぜて行きます。
・ちょっとほどよく、コロッとじゃがいもの食感ころっとしたのは残りつつ、潰れるとこは潰れる。このねえ!食感の違いがいいと思います。
・四等分くらい取りましてですね、キュッとひとまとめにしてから、中の空気を抜く。
・コロッケの小判型に成形していきます。
・箸でアシストをするとですね。油がはねずに、綺麗に揚げる事ができまーす。
・ハイッ、取り出しまーす。


達人であるにも関わらず、なぜ、このようにとぼけていられるのか?
コロッケを極めた人間であるほど、かえって、このような、ふざけた返答をしてくる事の謎について非常に悩まされる事になります。

コロッケおいしい。その根源について、直に訪ねたならば、一体、どうすればいいんだ!?
次々と、コロッケ動画は、目に耳に、容赦なく、我々に襲いかかってきます。

コロッケ動画。色んな意味で悩んでいくと、避けられない課題として、アニメ、キテレツ大百科の主題歌、「お料理行進曲」についても、悩む必要が出てきました。



コロッケは、どうやら、おいしいという事は当たり前である食べ物であるようですが、
キャベツはどうした?と、詰問されたならば、たしかに、返答に困らざるを得ない問題が発生するようです。

コロッケはおいしい。たしかに、そうだ。

しかし、キャベツはどうした?

益々、問題が増していき困ってしまう様子ですが、とりあえず、連載を持ち越し、第三回に見送ってみることにいたしましょう。

連載第2回。キャベツの存在の事もあり、終わり!


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