2017年7月31日月曜日

句会報 第22回

新連載を執筆中の最中ではあるが、この度は、検察審査会に出席しながら、俳句を詠むためには、どのような工夫を行えばよいのか?
という内容で記事を書いてみようと思う。

ツタ退治の講座につづく、単独読み切りの第二弾になる。

もしかしたら、将来、裁判員制度の裁判員に選ばれてしまう可能性もある、日本中の俳人たちに向けての予備知識として必要な特集と思われる。

↓検察審査会の概略については以下を参照せよ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E4%BC%9A

検察審査会に出席した人間の境涯俳句とは?

検察審査会に参加をするにあたって、どのような季節感、
境涯を感ずれば良いのだろうか?という課題について、いくつかのポイントがある。

・守秘義務
・くじ引きで当選した
・裁判所の雰囲気について
・少しだけ臨時収入
・書類
・検察審査会ならではの人見知り

これらは一体、どのようなポイントなのだろうか?




★守秘義務について

以上の内容について詳しく記事を書くべきだが、
一番、重要な問題は、なんといっても守秘義務である。
どこからが、処分の対象になるのか?法律上、違反になるのかを、常に吟味して
検察審査員は、記事を書いていく必要がある。
この緊張感、ある意味、普通の句会では味わえなかったスリルだ?
自分が書いた文章が、法律上違反になり、罰せられるのだとすると、
あらゆる、固有名詞、地名、日時、金額など、諸々、具体的な事を一切、述べてはならない。

・私は、具体的な事を述べては、いけない

このような、不思議な心境に脳内がいっぱいいっぱいになってしまうのだ。
たしかにこれは、普通の日常生活を送っていた時には詠めないような心境の句が詠める。
そこについて、追及せよ。





★くじ引きで当選した

なぜ、自分が検察審査員になったのか、なれたのかについては、
すべて、公正なくじ引きの元、決定したのだという。
それ以外、何も理由は無い。天命なのだろうか?
就職の志望動機とは、百八十度異なる設定での労働基準から、スタートを行う事になる。

・くじ引きで、合格





★裁判所の雰囲気について

必ず集まる事になる、裁判所。
必ず、毎回、裁判所へ行く。
必ず、裁きを受けに行く、裁きを行いに行く事が、
スケジュールに明確に計画されている人生というのは、ある意味、とても奇妙な光景だ?

・人が人を裁くのは、難渋






★少しだけ臨時収入

検察審査会ならではの、支給額が支給されるのだが、
もちろんこれも、守秘。
秘密の金額が、各員に支給される事になる。
密かにではあるが、交通費の内訳については、念入りに支給が行われているらしい。

・検察審査会ならではの時給






★書類

膨大な量の資料!
生まれてはじめてみる書類と、次々とご対面する事になる。
シャチハタ印は却下されるので、認印を持参する事になる。
世にも珍しい書類だが、外部への持ち出しが禁止されている。
どのような書類であるかは秘密だが、なんとも、国家と向き合っている心境に立たされる気持ちになる書類が多い。

・知らない書類とご対面、どうする?

 



★検察審査会ならではの人見知り


最終テーマはここに行き着く。
まだまだこれからも、検察審査会に出席し、検察審査会の世界観にどっぷりとつかる事になるのだが、
一番奇妙な事は、検察審査会は、人見知りとは何かについて
研究を行う事の最高の環境である、と言える。
人が人見知りを発生させやすい場所といえば、
町内会、学校の教室、ガソリンスタンドなどが、まずは筆頭に上がるところだが、
ことに、検察審査会もこれまた、独特の人見知り感を体験する事になるイベントである。
ある意味、これを味わう為に法律を守っているのではあるまいかと思うほどである。

独特な空気の中、支給されたペットボトル(250ml)のお茶をのみ、お昼に近くのスーパーまで歩いて行き、弁当を買い、独特な空気感での人見知りを行いながら一緒に昼食を食べる。
これこそが、検察審査会なのだろうか?
もちろん、事件の内容については、大切な事がたくさん出てくるのだが、
守秘義務をとても守りたくなった為、書かないことにする。

検察審査会が満了した暁には、さらなる守秘感にあふれた原稿を書く事ができるのかもしれない。
そしてまた、もしも将来、裁判員に選ばれてしまった時の心構えとして、さらなる準備を備えて置く事にしてみよう。

・裁判員制度に向けて邁進せよ





検察審査会は、基本的に、辞退ができない事になっている。
理由なく欠席した場合は、処分の対象となる。
そして、どこまでも、秘密を守らねばならない・・・。

懸垂せよ!

そんな時は、懸垂せよ。

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